スキーブーツの寿命は何年なんだろう?
って気になりますよね。「もう8年目だけど、まだまだ全然快適に使えてるし・・・」なかなか買い替えの時期など、わからないって感じている、あなた!
今回、スキーブーツの寿命・耐用年数について紹介します。
スキーブーツの寿命や耐用年数は?
ずばり「5年」です!
理由はほとんどのメーカーの推奨期間が5年に設定していることもありますし、スキーブーツの材質の主流の合成樹脂(プラスチック)の経年劣化が大きく関わってくるからです。
特に経年劣化による「加水分解」が大きいです。
加水分解とは、水分により樹脂の分子レベルの結合が切られて、強度がなくなってしまう状態です。
強度がなくなってしまうと当然、スキー靴のプラスチックの部分が割れてしまったり、稀にではありますが、バラバラになることもあります。
5年を基準に考えましょう!
新品のままで使用していなくても5年です。
あくまでも、経年劣化による加水分解が原因なので、一度も使っていなくても5年なんです。
日本は湿気の多い国なので、仕方がありませんね。
ちなみに、実際にスキーブーツの買い替え時期を調べてみたところ「7~8年」が一番多い回答でした。
だいたい7~8年で買い替えているんですね。
ひとつの目安として考えて下さいね。
スキーブーツの経年劣化の具合を判断する目安は?
・色が褪せて、白っぽくなってきた
・小さな「ヒビ」が出てきた
これらの現象が見られたら、もう寿命!買い替え時です。
劣化は硬化が進んでいる状態なので、ブーツ自体が固くなってきています。足を入れた時、硬く感じたり、色が変色してきたら注意していきましょう。
ただ、実際に私もスキーが趣味でSAJ1級持っていますが、なかなかこの状態を発見することは難しいです。
ヒビなどはすぐわかると思いますが、硬化の状態はなかなは判断に迷うこともあると思います。
そこで、もし不安に感じられた方はスキー専門店などにいってチェックしてもらうのも一つの手段です。
スキーブーツが経年劣化でバラバラになることはあるの?
スキー靴です。
昨シーズン、滑ってる最中に徐々に破壊が進み、駐車場到着時にはここまでバラバラ。
『加水分解』と言うそうです。
スキーヤーの皆様! 長年使ってるブーツには注意。シーズンオフの保管方法にも注意です。#スキーブーツ #加水分解 pic.twitter.com/pDkqah2Lci— こじろう( 佐々木祥 ) yasushi sasaki (@kojiro_yasushi) April 17, 2018
この方のように実際「バラバラに」
こんな状態になるなんて・・・危ないね!
また、滑走中にブーツが壊れた事例もあるとのことです。ケガにもつながりかねないので注意が必要ですね。
よくスキー場へいくと「ブーツの経年劣化を促すポスター」が貼ってありますよね。
やはり、スキー靴の数万円より、体の方が大事なのでよく考えていきましょう!
スキーブーツの保管方法は?
一番重要なのは「水分と接触することを避けましょう!」
加水分解は水分が原因なので、体の汗や湿気などの水分には注意が必要です。
具体的な保管要領は
滑った後はしっかりと水分をふき取り、乾燥材を入れて保管!
・シーズンオフ
風通しの良い日陰で、バックルを軽く留めた状態で保管しましょう!
このようにしておけば、良い状態でブーツを保管することができますよ。
まとめ
スキー靴は数万円の買い物になるので、できれば長く使用したくなりますが、経年劣化が一番問題になってくるので「5年を基準に」考えてくださいね。
ただ、実際は「7~8年」で買い替える方が多いのも事実です。
『スキー板とビンディングの寿命や耐用年数も紹介します!だいたいスキー板・ブーツ・ビンディングは一緒に買い替えることが多いですよね!詳しくは以下の記事をどうぞです』
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