SAJスキー検定2級を受けてみようかなって思ったあなた!
実際2級ってどのくらいのレベルや合格率なんだろうって気になりますよね。
私はスキー検定1級所持していますが、2016年にスキー検定2級を初めて受験し合格したのでその経験を元に紹介しますので、参考にしてくださいね。
スキー検定2級のレベルは?シュテムターンが一番難しい種目?
スキー検定2級のレベルや合格率は?
「通常のゲレンデでどこの斜面でも安全に滑ることができる」これが2級のレベルです。
ですから、2級については難易度レベルがすごく高いわけではありません。一般的には中級者から上級者の位置づけです。
2級検定の合格率について
・スキー検定2級 合格率 約60%
受験者の半分以上が合格するようなのですが、私は実際に2016年北海道の旭川市で2級検定を受けました。その時はなんと合格率36%
2016年2月 | 2級受験者 18名 | 合格者 5名 | 合格率 36% |
18名受験して合格者が5名!
約60%は平均的な数値なので、受験者のレベルによって違いがでてくるのでしょう。
ちなみに受験者の半数以上が小学生でした。残りは40代の男性といった感じでした。
なんだか、不思議な感じで大勢の小学生の中に私のよう中年のおじさんが混じって受験!ほとんど親子のような歳の差でした。
まぁリフトで一緒になって小学生と話してみるとなんだか楽しかったですよ(笑)年齢は違いますが「2級に合格したい!」って思いは一緒で、立場が同じですからね。
スキー検定2級の種目で「シュテムターン」が一番難しい?
ズバリ「シュテムターン」が一番難しいです。
SAJスキーバッジ検定2級の種目は
・基礎バラレルターン大回り
・シュテムターン
この3種目が2級の検定種目なんですが、「小回り」「大回り」については、普段スキー場で練習もできますし、特別に意識しないでも自然と滑っているでしょう。
しかし、「シュテムターン」は意識しないと練習すらしないでしょう。
1 脚を閉じたまま斜滑降
2 左へ曲がりたい時は右の脚を外側へ踏み出す
3 いわゆる「ㇵの字、プルーク状態」になる
4 右の脚にしっかり荷重して左へ曲がる
簡単にいうとこのような感じなのですが、この「しっかり荷重」が最大の肝で一番重要な所なんです。
しっかり荷重ですよ~
かじゅう~
私が受けた時、2級不合格になった人のほとんどが「シュテムターン」を落としていたのです。
自分では十分荷重しているつもりでも、検定員から見た場合荷重不足と判断されたら落としてしまいます。
検定員の方が合格発表のあと講評で言ってました
検定員の方からの言葉
「今回、種目の理解が不十分な方が多く見受けられました。特にシュテムターンはただ単にスキーを外側に開くのみ。まったく荷重せずにターンする方が多かった印象です。しっかり荷重して下さい。そして検定種目についてもっともっと理解して下さい」
なるほどです。確かに私も他の方の滑りをみてると「単にスキーを外側に出しているだけ」って方が多かった印象です。
スキー検定2級の合格のポイントは?
ズバリ「パラレルターンができているかどうか」です。
2級合格を目指すのであれば、「パラレルターン」ができるのが最低条件です。(すみませんが私は1級所持者で指導員の資格はもっていないのであくまで私個人の意見ですが)
逆の言い方をすれば、パラレルターンができるように感じたらスキー検定2級合格に近づいている状態だと思います。
パラレルターンができているかどうかは、自分の感覚でわかるとおもいます。なぜなら曲がる時に微妙にプルークスタンスになる時って「あっ、少しハの字で曲がっちゃった」って感覚になるからです。
少しでも曲がる時にプルークスタンスになってしまう状態では、2級合格は厳しいでしょう。
スキー検定2級を独学で合格することはできるの?
ズバリ「2級を独学で合格することは可能です!」
というのは、私自身がほぼ独学で2級検定に一発で合格したからです。
ただし、私一個人の考えとしてとらえて下さいね。
みなさんに当てはまるかどうかは・・・
ちなみに、私が2級に合格した時のレベルは
・約2シーズン週に2回程度、楽しんで一人で滑っていた
・しっかり教えてもらったのは、スキー検定3級を受けた時の約2時間のみ
・本やYouTubeで検定種目をだいたい理解して、一人で練習していた
このように、きちんとした形でスキーを教えてもらったのは3級検定受験時の2時間のみでした。
たまに、友達同士で教えあうことはありましたが、友達も3級なので全然意味ありませんが(笑)
私の感想として
とにかく2級の鬼門シュテムターンさえ、しっかりイメージして自分なりに練習すれば2級合格できると思います(あくまでも個人の感想ですよ)
当たり前ですが、検定当日に初めてシュテムターンを知るのは辞めましょうね。私が受けた時何人か「シュテムターン」っていう種目がどうゆう種目か知らない方が何人かいましたから!
イメージだけでもしましょう。
スキー検定2級の事前講習はめちゃくちゃ勉強になる!
2級検定を受ける前に約2時間の事前講習というのがあるんですが、これが本当にめちゃくちゃ勉強になりました。
自分の滑りのおかしなところをズバリ指摘してもらえます。
ちなみに私が指摘されて点は
・運動自体は良いがスキー操作が荒い
・曲がる意識が強すぎて、あせってターンしている
などなど、なるほど~そうゆう風に見えるんだなって思って勉強になることばかりでした。
また、これから一人で練習するときはどうゆうことに気を付けながら滑ればいいのかも教えてもらったので、この事前講習を受けるだけでもかなり有意義な時間でした。
やはり資格を持っている方から直接教えてもらうのって、本当にいいですよ~
スキー検定2級にもし落ちたら(不合格)?
「検定後の検定員の方のアドバイスをしっかり聞きましょう!」
やはり検定なので落ちる方もいるでしょう。
私も1級検定初めて受験した時、不合格となりちょっと「ショック」で落ち込んでしまいした。
ショックですよね!
ですが、検定後に検定員の方から一言アドバイスがあるんですよ。
必ずありますからきちんと検定員の方からアドバイスをしっかり聞きましょう!
落ち込んですぐ帰ってしまってはいけませんよ!
そのアドバイスがめちゃ的確なんです。
ほんとズバリ自分の欠点や今後どうしていいのか的確に言ってくれます。
できれば、記憶が残っているうちのノートに書くことをおすすめします。
まとめ
スキー検定2級は1級に比べてレベルは低く感じますが、シュテムターンはしっかり練習しましょう。
パラレルターンができるようになったあなたは2級合格にかなり近づいてきているので、どんどん練習してSAJ2級チャレンジしてみて下さい。
検定となると引き締まる感覚があって、スキーの楽しさが広がりますよ。
『スキー検定2級合格したら次は一般スキーヤーの憧れ1級ぜひぜひ挑戦ましょう!私が実際に経験したこと紹介します!詳しくは以下の記事をどうぞです』
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